初めてのお客様へ |
ずっと1日中、ワンちゃんを放し飼いで飼育されていませんか? |
(事前に他サービス利用のお願い)
仔犬の頃から、完全に放し飼いで飼育し、一緒に寝たりしていませんか?
一見、すごく可愛がって育てているようなこの飼育方法は、
ちょっとした環境の変化にも弱く、しつけができていないワンちゃん
に育ってしまう可能性が極めて高くなります。
それは、飼い主さんにとっても、ワンちゃんにとっても、すごく不幸なことです。
完全に放し飼いで飼育しているワンちゃんは
ペットホテルでのお預かり中の
・極度の無駄吠え
・破壊行動
・自傷行動
等の異常行動を起こす確率が非常に高いため、
当店では、
事前に一時預かりサービス、または、美容サービスをご利用いただき、
当店の環境に慣れるためのお泊りの事前練習をしていただくと同時に、ワンちゃんが、サークル内で上記のようなひどい異常行動を起こさないかを確認させていただいてからご予約を承っております。
※近年、ご新規のお客様のワンちゃんで、お預かり中に異常行動を起こすワンちゃんが増えてきおりますのでご協力よろしくお願いいたします。
異常行動 問題行動を起こすワンちゃんはご宿泊をお断りしております。 |
(具体的異常行動例)
具体的な異常行動の例をあげさせていただきます。
・極度の無駄吠えというのは、
人の出入りや、ワンちゃんが見えた時、ご飯の準備をしている時、サイレン等の音が聞こえた時に吠えるといったことではなく、
現状が、気に入らないから吠え続ける、
人が近くにいないから、または、人に触ってもらえてないから吠え続ける
といった行動です。
ワンちゃんが起きている時間の9割以上の時間、喉が枯れ果てても一日中吠え続けるワンちゃんもいます。
・破壊行動、自傷行動というのは、現状が気に入らないから、
とにかく手で犬舎を引っ掻き続ける、鼻で物を動かしたり、壊したりし続ける、
犬舎を噛んで壊し続ける
といった行動です。
ワンちゃんの手や鼻を怪我する程、歯が折れるほど、
加減なく、際限なく暴れ続けるのが特徴です。
時に、自分の手や体を噛んだりもします。
そのほかの異常行動として、犬舎内で左右に動き続ける、ジャンプし続けるといった行動もあります。足の皮がむけるほどまで加減なく、際限なく続けるのが特徴です。
上記のような異常行動、問題行動は
サークルがたとえ広くても、お散歩に頻繁に出したとしても起こります。
このような異常行動、問題行動が見受けられた際には、
ご宿泊をお断りさせていただいております(ただし、当店に何度も通っていただきワンちゃんを当店の環境に慣らせていただき、ご自宅でもサークルトレーニングをしていただいた場合はご宿泊いただけます)。
※問題行動、異常行動を起こすワンちゃんをご自宅でトレーニングせずに、
どうしても預けなければならない時は、
ペットシッターサービスを利用したり、ゲージフリー、動物病院に併設された
ペットホテルにお預けされることをお薦めします。
ご宿泊をお断りさせていただく理由 |
当店は、現在おかげ様で、多くのお客様にご利用いただけるようになりました。
お預かりするワンちゃんが喜んで当店に入ってくる様、送迎の車に喜んでワンちゃんが乗る様を
ご覧になったお客様から、「第二のお家」「別荘」といった、大変うれしいお言葉も頂戴しております。
当店がお休みの場合は、お客様のご旅行の日程を変更してくださってまで、
当店にワンちゃんをお預けいただけるお客様もいらっしゃいます。
また、極端に怖がりで噛みつくワンちゃんをどうしても当店に預けたいということで、宿泊の前に、何度も事前に一時預かりサービスや美容サービスをご利用いただいてワンちゃんを慣れさせに来てくださるお客様もいらっしゃいます。
当店としましては、
喜んで当店をご利用いただいている、
お客様とワンちゃんを優先的に
ご利用いただけるように配慮したいと考えております。
異常行動、問題行動を起こすワンちゃんをお預かりした場合、
混雑期に、喜んで当店をご利用いただいているお客様がご宿泊できないばかりか、
お預かりしている他のワンちゃん達に多大なストレスがかかり、
食欲の減退、便の調子が悪くなる等が見られる場合がございます。
また、異常行動、問題行動を起こすワンちゃんのお世話に
多くの時間を費やしてしまうため(放っておくわけにはいきませんので)、
他のお客様のワンちゃんのお世話に支障がでる場合がございます。
そのため、当店では、
異常行動、問題行動を起こすワンちゃんのご宿泊をお断りしております。
問題行動に対する当店の考え方 |
ワンちゃんの問題行動は、人に例えて表現すると、
"公共の場(電車の中等)や学校の授業中に椅子にじっと座ってられない子供達の行動"
と同じではないでしょうか。
厳しい言い方をすると、
可愛いから自由に育てたいというあまり、自由をはき違えてしつけされているのではないでしょうか。自由というのは、社会(人間社会)のルール、マーナーを最低限守った上で許されるものです。
ワンちゃんの話に戻しますと、人間社会のルールやマナーに適応できるように育てた上で自由にさせるというのが正しいワンちゃんの飼い方であると私どもは考えております。
人間社会で共にワンちゃんと生きていく上で、ワンちゃんの行動はお出かけ先の様々な場所で制限されます。
制限された際に、ワンちゃんが騒ぎ、暴れていると、周りの人たちは、きっとワンちゃんに対して悪いイメージをもつはずです。
もちろん、騒ぎ、暴れているのですから、ワンちゃんに多大なストレスがかかっていることでしょう。
飼い主さんも心配になりストレスを抱えてしまいます。
こういったワンちゃんの問題行動は、周りの人達、飼い主さん、大切な愛犬も含めて、皆が不幸になってしまうのです。
ワンちゃんが暴れ、騒いでいるのを見て、ワンちゃんの行動が制限されて可愛そうとだと考えている飼い主さん、私どもはそのようには考えません。
ワンちゃんが、環境の変化に対して多大にストレスを感じるように育てられてしまって可愛そう。
周りから、人間社会に不適合のレッテルをはられてしまうので(いやな目で見られてしまうので)ワンちゃんが可愛そうだと考えます。
ワンちゃんが可愛いのであればなおさら、ストレスから遠ざけて育てるのではなく、環境の変化に対してストレスを感じさせないように育ててあげてください。
ワンちゃんの行動が制限されても、その場所でくつろげるように育てた上で、ワンちゃんを自由に(放し飼いに)させたり、一緒に寝たりしてください。
問題行動を起こさないために(人間社会でワンちゃんと共生するために) |
必ずしも、放し飼いにしているワンちゃん、一緒に寝ているワンちゃんが問題行動を起こすわけではありません。
しかし、当店でお断りしたお客様のほとんどが、
小さなころから放し飼いにしている、一緒に寝ているワンちゃんだというのも事実です。
また、ワンちゃんの要望になんでも応えているという飼い方をされている方が多いのも特徴です。
問題行動を起こさないワンちゃんに育てるための第一歩は、
サークルやキャリーでワンちゃんが過ごすことを可愛そうだと思わないことです。
ワンちゃんは、人の感情を読むことが上手なので、
飼い主さんが可愛そうだと思うほど出してほしい、かまってほしいと要求するようになります。それに応えて、触ったり、抱っこしたり、声をかけたりしますと問題行動がエスカレートしますので絶対にしないでください。
ワンちゃんが一人で落ち着いてくつろげるお部屋を提供しているのだと考えてみてはいかがでしょうか。
一番簡単なしつけの方法は、
生後6ヵ月~7ヵ月頃までは、
別々に寝る、目の届く範囲で遊ばせる時だけサークルから出す
ということを徹底することです。
サークルで過ごさせるだけではなく、
寝せる時、お出かけの時にキャリーで過ごさせることにも慣らせておくと、より完璧なしつけができます。
生後7ヵ月を過ぎてもあきらめることはありません。
少し、慣れるのに時間がかかったり大変になる場合もありますが、必ず落ち着いてサークルで過ごせるようにしつけることができます。
また、はじめはひどく無駄吠えをしたり暴れたりするワンちゃんであったとしても、当店にあるような一時預かりサービスや、美容サービスを利用する等、様々な経験を外でさせることで、しつけができてくる場合もあります。
ワンちゃんが人間社会で生きていく上では、
ペットホテルに限らず、お出かけ先、動物病院入院時、災害時の避難先等で、
必ずワンちゃんの動きが制限されます。
人とワンちゃんが上手く共生していくためにも、
サークル、ゲージトレーニングをすることをお薦めします。
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